Race Result


2021 年 全日本ロードレース選手権

 

ラウンド グランプリ名 決勝日 予選 決勝 ランキング
1

スーパーバイクレース㏌もてぎ 

ツインリンクもてぎ(栃木県)

4/4  2位 優勝 1位 
3

スーパーバイクレース㏌ SUGO

 スポーツランドSUGO(宮城県)

5/23  2位  DNF 4位 

筑波大会

 筑波サーキット(茨城県)

6/19、20 5位/11位  3位/3位  3位 

第53回MFJグランプリスーパーバイクレース㏌鈴鹿

 鈴鹿サーキット(三重県)

7/18  2位 優勝   1位
6

スーパーバイクレースin岡山

 岡山国際サーキット(岡山県)

9/5  4位  14位  3位
7

スーパーバイクレースin九州

 オートポリス(大分県)

9/19 6位 

優勝

2位 

※ラウンド.2 鈴鹿サーキットはJSB1000クラスのみの開催


Race Report

Round1 ツインリンクもてぎ


自ら開発した新型CBR600RRをデビューウインに導く

4台のトップグループを終始リードし、真っ先にチェッカーフラッグを受けたのは“コヤマックス”こと小山知良だった。

 このシーズンオフもトレーニングに励み、ここ数年取り入れているトライアルでは、国際B級に昨年昇格。2月28日に開催された関東トライアル選手権では、9位に入りポイントを獲得するほどの腕前になってきている。

  その成果は、今シーズン初乗りとなった3月上旬の走りにも現れていた。そこで小山が開発ライダーを担当したニューHonda CBR600RRをシェイクダウン。事前テストからレースウイークにかけてマシンをセットアップして行くが、なかなか思ったようなフィーリングが得ることができないでいた。その原因は、フロントフォークの仕様が変わったことだった。それも金曜日の2本目の走行で、ようやく以前のタイプのような感触が得られるようになり、ただ一人1分53秒台に入れトップタイムをマーク。小山のイメージとラップタイムがようやくリンクするようになってきていた。

  公式予選は30分1セッションで行われた。開始早々にペースを上げると計測2周目に1分53秒500をマーク。1分52秒台を目標にしていたが、些細なミスもありタイムは更新できず2番手

グリッドからスタートすることになっていた。

  16周で争われた決勝。小山は、好スタートを見せホールショットを奪いトップに立つが、5コーナーで横山選手、V字コーナーで國峰選手にかわされ3番手に下がる。その直後の90度コーナーでは、3台が並び、小山が前に出て行く。オープニングラップを制した小山は、その後レースをリード。レース終盤に一時トップを奪われる場面もあったが、すぐに抜き返すと、そのままトップでゴール。

見事、ニューHondaCBR600RRを勝利に導いたのだった。2位、3位にもHonda CBR600RR勢が入りデビューレースで表彰台を独占! 小山の優勝に花を添える形となった。

2021 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦

SUPERBIKE RACE in MOTEGI ST600クラス

4月3日(土)予選:2番手(1分53秒500)

 4日(日)決勝:優勝

小山知良 コメント

「レース開始直後から降雨を知らせるレッドクロスのフラッグが出る、いやな雰囲気でしたが、その中でも1分54秒台でマージンを持って周回できていたので冷静にレースをコントロールすることができました。最高なエンジンを組み上げてくれた澁田メカ、テレメトリー担当の大木さん、手島チームオーナーを始めチーム一丸となって勝ち取ることができました。応援してくださった全ての皆さんに感謝いたします。この調子で次戦も優勝できるように気を引き締めて臨みます」




2021 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦

SUPERBIKE RACE in SUGO 宮城県  ST600クラス

5月22日(土)予選:2番手(1分32秒105)

 23日(日)決勝:DNF

小山知良 コメント

「事前テストから、すごく調子はよく決勝でもマシンはいい仕上がりでした。レース人生最大の失敗とも言えるほどローンチスタートをうまく使えずに出遅れてしまいましたが荒川選手の動きに対応して、すぐに前にいくことができていました。荒川選手の後ろを、じっくり走るのは初めてでしたし、新型CBR600RRが、うまくはまっているライディングスタイルでした。リズムの違いというよりも、転倒は自分のミス。気持ちを切り換えて、次戦からは、勝つことだけを考えて挽回していきます」

Round 3 スポーツランドSUGO


痛恨の転倒!            気持ちを切り換えて次戦は勝利を狙う!!

開幕戦ツインリンクもてぎでは快勝し、幸先のよいスタートを切った小山。シーズン2戦目となる今回のレースも前週に行われた事前テストから調子はよく、自信を持ってレースウイークを迎えることができていた。

  初日となった金曜日は、雨に見舞われ路面はウエット。今シーズン使っている新型CBR600RRで初めてウエットコンディションを走ったが、フィーリングは上々。午後は霧がサーキットを覆ってしまい2本目は中止となっていた。

 公式予選が行われた土曜日も朝から雨が降っていたが、次第に止み、路面は乾いていく方向となっていた。この日、最後の予選となったST600クラスは、ほぼドライコンディション。所々にウエットパッチがあったが、よりコンディションがよくなるセッション終盤が勝負。2番手タイムを出し狙い通りフロントロウを確保した。

  決勝は、小山がレース人生史上最悪と言うほどスタートを失敗してし、出遅れてしまう。しかし、しっかりトップグループの後方につけると、レースを引っ張るであろう荒川選手をマークする。

  トップグループは激しく順位を入れかえていたが、3周目の馬の背コーナーで荒川選手がトップに立つと、小山も、これを逃すまいと一気に2台を馬の背コーナーでパスして3番手、さらに4周目の1コーナーで2番手上がり荒川選手のテールを追う。荒川選手がトップに立つと、案の定ペースが上がるが、小山はファステストラップを出してピタリと荒川選手をマークする。荒川選手とはトップ争いを何度かしたことはあったが、小山が後ろを走るのは初めての展開だった。その走りを観察しながら、小山とは、違うライディングスタイルを持っていることを理解。その違いに驚きは隠せなかったが、直後にいると走りにくい部分があったため、やや距離を置こうとしていた。しかし、9周目のハイポイントコーナーへの進入でブレーキングが僅かに遅れ、フロントタイヤをグリップさせることができずスリップダウン。痛恨のリタイアを喫してしまった。



Round 4 筑波サーキット


苦闘の末につかんだ2つの表彰台

全日本ロードレース選手権は、筑波ラウンドを迎えた。今回ST600クラスでは、唯一となる2レース制。前戦SUGOで転倒リタイアを喫してしまった小山にとって挽回のチャンスでもある。しかし、事前テストではフロントのフィーリングが悪く、ポジションも下位に沈んでいた。

 レースウイークまでにフロントフォークの仕様を変更し、金曜日から走り始めるが、40分2セッションという限られた時間の中では、煮詰めることはできなかったが確実に感触はよくなっていた。 

土曜日は一転して雨となり、ウエットでのタイムアタックとなった。走り出してみるとフロントよりもリアの感触がよくないため、リアをアジャスト。雨量も多く、どこまで攻めていいのか線引きが難しいところだった。小山は、うまく間合いを計り、タイムアタックに入るが、1周しかアタックでき

ず、レース1は5番手となったが、レース2は11番手に沈んでしまう。

  そしてレース1を迎える。サイティングラップでいいフィーリングを得ていた小山だったが、しっかりタイヤに熱を入れてから走ろうと決めていた。スタートは、うまく決まり3番手で1コーナーに入っていく。トップ2台のペースは速かったが、タイヤが暖まるまで2周は我慢していた。そしてタイヤが機能を発揮するとペースも上がってくる。トップ2台に迫って

いくと、レースも折り返しを迎える10周目には、トップグループに加わっていく。しかし、11周目の最終コーナー立ち上がりで4番手を走っていたライダーが縁石に乗りバランスを崩すとホームストレートで転倒。マシンが1コーナー入口まで、すべっていきコース上に残ってしまい赤旗が提示される。規定周回数に達していなかったため10周終了時の順位でグリッドにつき、残り5周の超スプリントで争われることになる。  小山は3番手で1コーナーに入るが、続く第1ヘアピンで埜口選手にかわされてしまう。トップ2台が抜け出し、小山は埜口選手との3位争いを展開。狙い通り最終ラップの第2ヘアピンで前に出ると3位でチェッカーフラッグを受けた。

  日曜日は天気も回復しドライでのレースとなるが、またも荒れた展開となる。11番手と後方グリッドだったため、いつも以上に周りに気をつけながらスタート。すると3周目の第1ヘアピンで目の前で多重クラッシュが発生! うまくかわすことができたが間一髪なアクシデントだった。 

レースは仕切り直しとなり、2度目のスタートが切られる。小山は、6番手でオープニングラップを終えると、前には、今回全日本デビューのチームメイト小林と千田選手という若い選手が前にいた。小林は、すぐにかわしたが、千田選手は走るリズムが違うため、なかなか抜けずにいたところ、後ろから伊達選手にかわされてしまう。その後、両選手を抜き4番手に上がると、トップグループは離れていたが、アベレージも悪くなく、路面温度も高かったため、追いつけると確信していた。

  そしてレースも終盤に入ろうかという14周目に、ついにトップグループに追い付くと第2ヘアピンで阿部選手がはらんだすきに3番手に浮上。前を走る長尾選手のテールをとらえるが、なかなかかわせない。その間にトップの選手が逃げてしまう。残り3周を切った18周目の第2ヘアピンでようやく長尾選手をかわした小山は2番手に浮上。後ろに誰かがいるのは把握していたが、長尾選手だったらフロントタイヤがきつそうだったので仕掛けてこないと思っていた。しかし実際後ろにいたのは、荒川選手だった。最終ラップの第2ヘアピンでインを刺されてしまい3番手に降順。無理にかぶせてもリスクがあったため、そのまま3位でゴールすることを選んだのだった。

2021 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第4戦 筑波大会

茨城県・筑波サーキット ST600クラス

6月19日(土)公式予選・レース1 

天候:雨 コース:ウエット 

 20日(日)レース2 天候:曇り時々晴 コース:ドライ

Race 1 予選:5番手(タイム:1分02秒737)決勝:3位

Race 2 予選:11番手(タイム:1分03秒092)決勝:3位

小山知良 コメント

「今回の筑波は、本当に厳しいレースでした。その中で、チームと話し合いマシンをよくしようと努力してきました。一発のタイムは出ませんでしたが、アベレージはいいとこ

ろまで来ていたのでレースは何とか勝負できると思っていましたが、ベストを尽くしました。今回獲得した2つの3位表彰台は、シリーズランキングを考えると、とても大きかったと思います。次戦の鈴鹿も暑く厳しいレースになると思いますが、全力で戦いますので、引き続き応援よろしくお願いいたします」



2021 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第5戦

第53回 MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿

ST600クラス 三重県・鈴鹿サーキット

7月17日(土)予選:2番手(2分13秒075)

 18日(日)決勝:優勝

小山知良 コメント

「厳しいレースになることは予想していました。荒川選手は本当に速くなってきていますね。SUGOの反省を生かして、こっちが頑張るところは頑張って、抑えるところは抑えて自分のペースで走ることを心掛けたのがよかったですね。あとは埜口選手がいたので、ラスト2周で前に出て最終ラップは狙い通りの展開になりました。ただ、マッチレースだったら勝てていたか分かりません。全日本に上がってから21年目ですが、鈴鹿で初めて優勝を飾ることができて、うれしいです。残り2戦も攻めの走りで行きます!」

Round 5 鈴鹿サーキット


真夏のバトルを制し            21年目の鈴鹿初優勝を飾る!

真夏の鈴鹿で全日本ロードレース選手権が開催されるのは、恐らく鈴鹿8耐が始まる前まで遡らなければならないだろう。今年はコロナ禍の影響を受け、本来は鈴鹿8耐が予定されていた日程と全日本最終戦が入れかわって行われた。

 今回は事前テストがなかったため、小山は、前週のスポーツ走行を走り、大きなセッティング変更や電子制御などのテストを行ってレースウイークを迎えていた。

  木曜、金曜と30分の走行がそれぞれ2本あり、前戦、で苦しんだフロントのフィーリングは、走る毎によくなってきていたが、まだまだ満足いく状態ではなかった。

 それでも公式予選では、2分13秒075を出し2番手と、フロントロウ真ん中のグリッドを確保できていた。

  そして決勝レースを迎えるが、スタート直前に雨が降ってきたためディレイとなり、周回数は2周減算の11周で争われることになる。雨はすぐに止み、路面はドライコンディションでスタート。

 小山は、好スタートを切り2番手で1コーナーに入っていくと、デグナーカーブ1個目進入でトップに浮上。そのままオープニングラップをトップで戻ってくるが、2周目のバックストレートで荒川選手にかわされ2番手にポジションダウン。トップグループは、レース序盤から荒川選手、小山、そして埜口選手の3台が形成し、周回を重ねる。小山は、5周目のバックストレートから130Rで前に出るが、8周目の、やはりバックストレートから130Rで抜き返される。

  そして残り2周を切った10周目の130Rで前に出た小山はトップをキープしたままファイナルラップに入ると、後方でバトルが白熱。小山は、トップでチェッカーフラッグを受け今シーズン2勝目。全日本に上がってから21年目にして初

めて鈴鹿で優勝を飾ったのだった。

 



Round 6  岡山国際サーキット


痛恨のレース人生初のジャンプスタート

小山にとって、今回の岡山ラウンドは、忘れられないレースになってしまった。全日本ロードレース選手権は、シリーズ第6戦を岡山県・岡山国際サーキットで迎えた。2021年シーズンも残すところ、今回を含め2戦。第5戦鈴鹿で快勝し、ポイントリーダーとして岡山入りしていた。

 事前テストではアベレージはよかったが、1発タイムが出なかったためレースウイークに向けセッティングを変更。初日は雨となったものの、ウエットコンディションでの感触でドライでのマシンセットを確認する。この辺の判断ができるのも小山の経験が成すことだ。

  ドライコンディションとなった公式予選では、僅差で続いているだけに、しっかりタイムを出し5番手と2列目を確保。決勝に向けてマシンの状態はよく、いいレースができると信じて疑わなかったのだが…。

  スターティンググリッドには、いつもの落ち着いた表情の小山がいた。ウォーミングアップランに入り、再びダミーグリッドに着き、全車が整列するとレッドフラッグが退去し、シグナルが点灯する。今回は、このレッドフラッグが退去してからシグナルが点灯するまでの時間が長く、小山は、

クラッチに熱を入れすぎてしまったため、クラッチが張り付いてしまいシグナルが点灯した際にバイクが動いてしまう。そのままシグナルがブラックアウトするとレースが始まった。

  レースディレクションは、小山に対し、ジャンプスタートによるライドスルーペナルティをすぐに課した。ボードを見た小山は、すぐにピットに入りペナルティを消化するが、最後尾近くまで順位を落としてしまう。そこからは、1ポイントでも獲ろうと、全力で追い上げるだけだった。レース終

盤には、ようやくポイント圏内に入り14位でゴール。意地の2ポイントを獲得し、最終戦オートポリスには、15ポイントのビハインドを負って挑むことになった。

2021 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦

スーパーバイクレース in OKAYAMA

ST600クラス 岡山県・岡山国際サーキット

9月4日(土)予選:4番手(1分36秒635)

 5日(日)決勝:14位

小山知良 コメント

「予選までは、アベレージもよく、いいレースができると

思っていたのですが…。レース人生初めてのジャンプスタートのためライドスルーペナルティをこなし、最後尾近くまで順位を落とし、そこから14位まで追い上げ2ポイントを獲得するのが精一杯でした。悔しさしかありませんが、気持ちを切り換えて最終戦オートポリスは優勝だけを目指して全力を尽くします。引き続き応援よろしくお願いいたします」



2021 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦

スーパーバイクレース in 九州

ST600クラス 大分県・オートポリス

9月18日(土)予選:6番手(1分58秒825)

 19日(日)決勝:優勝    シリーズランキング:2位 

小山知良 コメント

「2021年シーズンも無事に戦い抜くことができました。本当に多くの応援ありがとうございました。今回のレースは、1周目から15周目まで、とにかくぶっちぎってやる! というイメージをチームスタッフと共に描いていました。スタートからゴールまで全力を尽くした結果、5秒2の大差をつけて優勝することができました。タイトルには届きませんでしたが、ST600クラスで一番強いところは、アピールできましたし、いいシーズンの締めくくりになりました。人間生きていればミスや失敗が必ずあると思います。それを恐れずに攻め続けるのがコヤマックススタイルでもあります。これからも攻めるレースをしていきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします」

 

Round 7  オートポリス


圧倒的な速さでオートポリス4連勝!      最多勝となる3勝目をマーク!!

  早くも最終戦を迎えた全日本ロードレース選手権。

オートポリスは、昨年まで3連勝している相性のいいコースだけに、当然4連勝を狙っていた。それも後続を引き離す圧倒的な勝利を見せようと、早くからイメージしていた。8月上旬に事前テストが行われており、路面温度は高かったが、小山は、ここで、いいフィーリングをつかんでいた。

  レースウイーク初日は台風14号の影響を受け不安定な天候となる。1本目はウエットスタートで乾いて行き、残り5分を切ったところでドライタイヤで走れるコンディションになっていた。小山は、翌日の予選で同じような状況になることも予想し、ここでしっかりタイムを出し2番手につける。2本目は完全にウエットとなったが、セッション終盤に雨も風も強くなったため赤旗が提示され、そのまま走行を終えていた。

  土曜日は天気は回復したもののST600クラスの前に行われたJSB1000クラスの予選が始まるころに雨が降り出してしまう。雨はすぐに止み、続いてST600クラスのセッションが始まる。小山は、まずレインタイヤで出て行き、コースの状況を確認。路面は急激に乾いておりセッション終盤での勝負になることは明らかだった。そして満を持してコースインし、タイムアタックに入ると、うまくクリアラップを取ることに成功。しかしタイム差が大きかったからか、セクター3で4台に引っかかってしまう。それでも6番手と2列目を確保することができていた。

  15周で争われた決勝。小山は、スタートで4番手に上がると、第2ヘアピンまでに2台をかわし2番手に上がると、3周目のホームストレートでトップに浮上する。レース序盤は、予想通り他のライダーも前に出てくる。小山は常にトップか2番手につけ周回を重ねる。そしてレースも折り返しとなる8周目にトップに立つと一気にスパート! 小山のペースについてくるライダーはなく2番手以下を引き離し独走態勢に入ると、そのまま15周を走り切りチェッカー!!

 クラス最多勝となる今シーズン3勝目を挙げ2021年を締めくくった。